2013年07月17日

気管支ぜんそく

 病気になると誰でもすぐに薬に救いを求めようとします。風邪を引いたときは薬を飲んで、あとは栄養や水分を十分にとり、治るのを待てば良いでしょう。ぜんそくの発作のときも気管支拡張剤の吸入、内服、点滴などにより、多くはすぐに症状が良くなります。このため、ぜんそくも風邪と同じような感覚で、症状が出たらそのときだけ薬を使って治せば良いと考えている方が多いのです。しかし、ぜんそくは慢性のアレルギーの病気であって、風邪のような病気と同じように考えてはいけません。もちろん、発作のときは薬が中心となりますが、ぜんそくは色々な原因が重なって起こる病気で、その原因を取り除くことも治療であることを理解すべきです。
 子どものぜんそくの発作は多くの場合、風邪を引いたときに起こります。季節的には、天候の不安定な秋や春、運動の最中など、又、ぜんそくの薬で治療している子どもが、ダニの多いかび臭い部屋で寝ていたり、ご両親が子どものそばで無神経にたばこを吸っていると、なかなか良くなりません。このように、ぜんそく発作を起こしたり、悪化させる原因には、感染症、気象、運動、ストレス、ダニなどの吸入、空気汚染などいろいろなものがあります。ですから、こうした原因を可能な限り取り除くことも治療なのです。部屋の換気や、床・寝具のダニ退治も大切な治療です。又、古くから、乾布摩擦や水泳などもぜんそく治療として効果のあることが知られています。
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posted by サンガこども園 at 16:59| 医療 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする