2014年03月06日

レプトスピラ症に気をつけましょう

 レプトスピラ症は、病原性レプトスピラという細菌の感染によって引き起こされる感染症です。感染した動物(ネズミ、イヌ、ウシなど)の体内(腎臓)にひそんでおり、尿と一緒に排出され、土壌や川を汚染します。レプトスピラは、土壌、水中で数週間生存が可能です。
感染経路
 人への感染は、レプトスピラに感染した動物の尿や、尿に汚染された土壌や水との接触により皮膚の傷、鼻や目の粘膜を通して体内に入ります。発症した人から健康な人へうつることはほとんどありません。
症状
 感染から5〜14日間の潜伏期間のあと突然の頭痛、発熱(38℃以上)、筋肉痛、眼結膜の充血が主な症状です。重症になると黄疸、腎障害等の症状が出て、治療しないと死亡することがあります。
治療薬
 ペニシリン、ストレプトマイシン等の抗生物質が有効とされています。
予防のポイント
 皮膚に傷がある場合は、水田や川に入らないこと。素足で長時間水田や川に入らないこと。皮膚がふやけてくると感染することがあります。 水田や川に入った後、突然の発熱、頭痛、筋肉痛の症状が出たら、すぐに医療機関を受診しましょう。

 日本では、1970年代前半までは年間50名以上の死亡例が報告されていましたが、その後は衛生環境の向上などにより患者数(死亡者数)は著しく減少しました。しかし、近年、海外渡航者が年々増加しており、これに伴い世界の流行地域からレプトスピラ症の輸入感染例が報告されるようになりました。又、海外からの家畜、ペットなどの動物の輸入を介してレプトスピラが持ち込まれることも予想されます。
posted by サンガこども園 at 22:16| 感染症 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする