2016年01月07日

水ぼうそう(水痘) について

 水痘ウイルスが原因の伝染力の強い病気です。最もかかりやすいのは1歳から5歳頃、生まれたばかりの赤ちゃんでもかかる可能性はあります。
主な症状
 やや高めの発熱(38℃前後)があり、米粒大(直径3〜5mm程度)の盛り上がった赤い発疹が首やおなか等に出て、半日から1日で体、顔、頭皮に広がり、発疹は次第に強いかゆみのある水泡に変わります。水疱はやがて膿をもち、3〜4日でカサブタになり、かゆみもおさまります。熱はあまり高くなかったり、全く出ないこともあります。
合併症                                    
 最も多いのは皮膚の細菌二次感染(水痘の発疹にバイ菌が付着し、化膿などを起こすこと)ですが、ごく少ないながら脳炎や小脳失調症といった神経合併症をおこすことがあります。腎臓の病気や膠原(こうげん)病などでステロイドを内服しているお子さん、血液の病気や生まれつき免疫の弱いお子さんたちは、重症化したりワクチンの予防接種ができない場合があります。
感染経路
 水ぼうそうに感染しているお子さんとの接触によって、あるいは空気感染もする非常に感染力の強い病気です。感染しているお子さんとすれちがっただけでも感染することがあります。咳やくしゃみで飛び散った飛沫に含まれたウイルスを吸い込むことによる感染(飛まつ感染)、あるいは、水疱や粘膜の排出物に接触することによる感染(接触感染)があります。特に、発疹の出る1〜2日前からすべての発疹がカサブタになるまでの間は感染力が強いので注意してください。
潜伏期間
 水ぼうそうのお子さんに接触して2〜3週間程度の症状が現れない潜伏期間があります。
医療機関に受診
 発疹に気が付いたらすぐに病院に受診してください。病院の受付で「水ぼうそうかもしれません。」と伝えてください。ほとんどが1週間程度で回復します。ウイルス性の病気には一般的には特効薬はありませんが、水ぼうそうには発病48時間以内に服用すれば発疹や発熱を抑える抗ウイルス薬があります。又、発疹のかゆみをやわらげるための軟膏が処方される場合があります。
予防方法
 予防接種が最も効果的です。1歳〜3歳未満までの間に6カ月〜12か月の間隔をあけて2回接種です。(定期接種、無料)受けておけば免疫ができますので、感染しないか、万が一感染しても軽くすみます。又、感染したお子さんと接触したとしても、3日(72時間)以内にワクチンを接種すれば、80〜90%の割合で発症を防ぐことができます。発症したとしても、症状は軽くすみます。
当園基準
 すべての発疹がカサブタになり、医師から「治ゆ証明書」を発行してもらい、提出してください。
posted by サンガこども園 at 15:47| 感染症 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
×

この広告は1年以上新しい記事の投稿がないブログに表示されております。