2016年02月12日

ジカ熱とは?

 中南米で流行しているジカ熱は、ジカウイルスを持った蚊(ネッタイシマカ・ヒトスジシマカ)に刺されることによって生じる感染症です。症状は、発熱・頭痛・眼球結膜充血・皮疹・関節痛・筋肉痛などがあります。又、感染しても症状がないか、軽い症状のため気がつかないこともあります。今のところワクチンは開発されていません。治療法はなく、症状に応じた対症療法が行われます。合併症としてギラン・バレー症候群※を発症することが報告されています。
発生が報告されている地域
 感染リスクのある地域は、アフリカ、中央・南アメリカ、アジア太平洋地域で、最近はブラジルを中心に中南米に感染が拡大しています。ブラジルにおいて小頭症の新生児が増えており、ジカウイルスとの関連が示唆されています。このため、妊婦の方は流行地域への渡航を控えたほうが良いとされています。やむを得ず渡航する場合は、厳密な防蚊対策をすることが必要です。
予防対策
 流行地域では、長袖、長ズボンを着用して、蚊の忌避剤を使用し、蚊に刺されないように注意しましょう。感染リスクのある地域から帰国された際に、心配な事がある方は、検疫所または最寄りの保健所等に相談してください。
※ギラン・バレー症候群
 ギラン・バレー症候群は急性の末しょう神経障害で、運動麻痺を起こし、両手両足に力が入らなくなり動かせなくなります。症状は遅くとも1か月以内にピークに達し、その後徐々に回復、6〜12か月で多くの患者はほぼ完全に回復します。
posted by サンガこども園 at 23:58| 感染症 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2016年02月02日

おたふく風邪(流行性耳下腺炎)について

 おたふく風邪(流行性耳下腺炎)が4年半ぶりに全国的な流行のきざしを見せています。比較的軽い症状です
が合併症が心配な病気です。
 2〜3週間(平均18日前後)の潜伏期間の後に片側あるいは両側のだ液腺がはれてきます。飛沫感染、 又は、だ液との直接接触で感染します。症状が出る数日前からはれが消えるまでの間は感染します。症状がない感染も多く、 患者だけでなく症状が出ない感染者もウイルスを排泄し、 感染源となることがあります。一般的に4歳から5歳が一番感染しやすいです。                           
症 状
 耳の下がはれてきます。これは耳下腺にムンプスウイルスが感染して炎症をおこすためです。はれはだんだんひどくなり、あごの下まではれることがあります。両側の場合と、片側だけの場合があります。生後6か月くらいまでは感染することは少なく、3〜4歳なら、感染してもはっきり症状が出ないことがあります。5〜6歳になると、症状が見えることが多くなります。
 尚、耳の下やあごのはれはリンパ腺炎や化膿性耳下腺炎なども考えられますので安易に自己判断しないで、医療機関を受診しましょう。
合併症
 おたふく風邪は、まれに無菌性髄膜炎や脳炎の合併症を起こすことがあります。熱が下がらず、強い頭痛、吐き気があれば、すぐに医療機関を受診しましょう。合併症は他に難聴や睾丸炎、卵巣炎などがあります。
治療・予防
 治療は基本的には対症療法で、発熱などに対しては鎮痛解熱剤の投与や、はれの痛みが強い場合は鎮痛剤等
が処方される場合があります。熱が高くなければ、そんなに心配のない病気です。口あたりのよい、食べやす
いものを与え、ほほを冷やすなどして、家で静かに過ごしてください。1〜2週間くらいで、熱やはれは引いて
きます。
 有効な抗ウイルス剤は開発されていませんので、集団生活に入る前にワクチンで予防しておくことが、現在取り得る最も有効な感染予防法です。予防接種は1歳をこえると受けられます。但し「任意接種」なので自費になります。大人が感染すると重症になりやすいので、かかった記憶のない人はお子さんと一緒に予防接種を受けておくか、抗体の有無を検査してもらうとよいでしょう。
登園基準
 耳下腺等のはれが出てから5日間を経過し、そして全身状態が良くなったら登園できます。治ゆ証明書をお医者さんに書いてもらって提出してください。
posted by サンガこども園 at 22:39| 感染症 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2016年01月23日

RSウィルス感染症にご用心!

 RSウイルス感染症は例年冬期に患者数のピークがあり、夏季は少ない状態が続いていましたが、2011年以降、7月頃から増加傾向がみられています。
どんな病気?
 RSウイルスの感染による呼吸器の感染症です。何度も感染と発病を繰り返しますが、生後1歳までに半数以上が、2歳までにほぼ100%少なくとも1度は感染するとされています。
感染経路 
 咳やくしゃみ、又は会話をした際に飛び散るしぶきを浴びて吸い込む飛まつ感染や、感染している人との直接の濃厚接触や、ウイルスがついている手指や物品(ドアノブ、手すり、スイッチ、机、椅子、オモチャ、コップ等)を触ったり又はなめたりすることによる間接的な接触感染で感染します。
潜伏期間と症状
 感染してから2〜8日(通常は4〜6日)の潜伏期間後に、発熱、鼻汁などの症状が数日続きます。多くは軽症で済みますが、重い症状になる場合には、その後咳がひどくなる、喘鳴が出る、呼吸困難となるなどの症状になります。生後数週間〜数カ月間に初感染した場合は、細気管支炎、肺炎といった重い症状を引き起こすことがあります。母親からの免疫は感染を防ぐことはできません。初感染した子の約7割は、鼻汁などの上気道炎症状のみで数日のうちに回復しますが、約3割では咳が悪化し、喘鳴、呼吸困難症状などが出ます。症状が消えても1〜3週間は感染力があります。又、一度
かかっても再度感染します。
予防するには・・
 感染者の咳が飛び散ってそれを吸い込んだり、オモチャなどについて触ったりして眼、のど、鼻の粘膜から感染しますので、手がウイルスを粘膜に運んでいる場合があります。手を良く洗うことが予防の第一です。食事の前、鼻をかんだ後などは水と石鹸で手を良く洗いましょう。特に6ヵ月以下の赤ちゃんの場合、流行している時期、風邪をひいている人から隔離してあげましょう。又、タバコの煙を吸うことはこの感染症の危険因子の一つと考えられていますので特に注意して下さい。RSウイルス感染症と診断された場合は隔離(欠席を含む)することに加えて、マスクをして咳エチケットをし、手洗い、又は速乾性アルコール消毒液で手指の消毒をしましょう。予防するワクチンはなく、特効薬もありません。基本的には対症療法です。
重症化予防薬とは?
 感染しても重症化を予防する目的で、早産で生まれた赤ちゃん等を対象に、シナジス(一般名:パリビズマブ)という薬を注射する方法があります。流行期に月一回のペースで注射します。ウィルスが気道の細胞に侵入して増殖するのをおさえるためです。
登園基準
 咳などの呼吸器症状が消え、全身状態が良くなったら登園できます。
posted by サンガこども園 at 23:59| 感染症 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2016年01月14日

インフルエンザのシーズンが来ました!

 急に冷え込みが厳しくなり、インフルエンザの報道が聞かれるようになりました。インフルエンザは毎年、多くの人が感染し流行する我が国最大の感染症です。のど、鼻だけに症状の出る「かぜ」とは違い、高熱、関節痛、だるさなど、全身に症状がでる病気で、高齢者、乳幼児や、年齢を問わず心臓、呼吸器、腎臓、糖尿病などの病気がある人たちにとってインフルエンザは死亡することもある恐ろしい病気です。
インフルエンザは、通常12月頃から感染者が増え始め、翌年1月下旬から2月の始めにかけて流行のピークを迎えますが、今期は遅く、本格的な流行はこれからです。
インフルエンザに効果的な治療薬はありますが、感染を広げないためにも予防が大切です。
予防するにはワクチン接種を受けるのが最も効果的です。 
 ワクチンを接種してから効果が出るまで1週間程度の時間が必要ですので、すぐにでもワクチン接種を受けましょう。重症化を予防する効果があるといわれています。
 インフルエンザウイルスは、咳、クシャミとともに空中に放り出され、他の人に吸い込まれることで感染します。ワクチン以外の一般的な予防方法はうがい、手洗い、マスクなどですので普段から習慣にしましょう。
かかったかな?と思ったら
38℃以上の高熱、強い倦怠感や筋肉痛などの全身症状を伴いはじめたら、2日以内に医師に診てもらいま
しょう。家庭での安易な解熱剤の使用は重症化しますので、使用は避けるようにしましょう。また、周囲の
人にうつさないためにも、咳エチケットを心がけましょう。
〜 咳エチケット 〜
@ 咳・くしゃみをする時はティッシュで口と鼻をおおいましょう。
A 使用したティッシュはゴミ箱に捨て、その後はよく手を洗いましょう。
B 咳・くしゃみなどの症状のある方はマスクをしましょう。
〜 早く治すための4つの心がけ 〜
@ とにかく安静 A 水分を十分にとる B 保温も大切 C 食事は消化の良い暖かいものを
インフルエンザにかかった時の登園の目やす
発症した後5日を経過し、かつ、解熟した後3日を経過するまで
(2012年改訂版 保育所における感染症対策ガイドライン(厚生労働省)より)
【日数の数え方について】
@「発症した後5日を経過し、」とは・・
 インフルエンザにおいて「発症した後5日」の場合の「発症」とは、「発熱」の症状があらわれたことを言います。日数を数える際は、発症した日(発熱が始まった日)は含まず、翌日を第1日と数えます。例えば発熱の症状が出た日が水曜日であった場合には、その日は日数には数えず、木曜日(1日目)、金曜日(2日目)、土曜日(3日目)、日曜日(4日目)、月曜日(5日目)、火曜日から登園できます。
A「解熱した後3日を経過するまで」とは・・
 例えば解熱を確認した日が月曜日であった場合には、その日は日数には数えず、火曜日(1日目)、水曜日(2日目)、木曜日(3日目)、金曜日から登園できます。
※@と合わせて解熱した後3日を数えてください。
 インフルエンザウイルスはタミフル等の薬を投与した場合、早期に解熱するケースが多いと言われます。解熱したからといっても体内からウイルスは排出し続けます。咳などの症状が残っているとウイルスをまき散らし、それが流行の原因の一つになっています。お休みいただく期間が長いのは完全にウイルスが体内から出てしまうまでの期間を考慮しているからです。ご理解とご協力をよろしくお願いいたします。
posted by サンガこども園 at 08:15| 感染症 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2016年01月07日

水ぼうそう(水痘) について

 水痘ウイルスが原因の伝染力の強い病気です。最もかかりやすいのは1歳から5歳頃、生まれたばかりの赤ちゃんでもかかる可能性はあります。
主な症状
 やや高めの発熱(38℃前後)があり、米粒大(直径3〜5mm程度)の盛り上がった赤い発疹が首やおなか等に出て、半日から1日で体、顔、頭皮に広がり、発疹は次第に強いかゆみのある水泡に変わります。水疱はやがて膿をもち、3〜4日でカサブタになり、かゆみもおさまります。熱はあまり高くなかったり、全く出ないこともあります。
合併症                                    
 最も多いのは皮膚の細菌二次感染(水痘の発疹にバイ菌が付着し、化膿などを起こすこと)ですが、ごく少ないながら脳炎や小脳失調症といった神経合併症をおこすことがあります。腎臓の病気や膠原(こうげん)病などでステロイドを内服しているお子さん、血液の病気や生まれつき免疫の弱いお子さんたちは、重症化したりワクチンの予防接種ができない場合があります。
感染経路
 水ぼうそうに感染しているお子さんとの接触によって、あるいは空気感染もする非常に感染力の強い病気です。感染しているお子さんとすれちがっただけでも感染することがあります。咳やくしゃみで飛び散った飛沫に含まれたウイルスを吸い込むことによる感染(飛まつ感染)、あるいは、水疱や粘膜の排出物に接触することによる感染(接触感染)があります。特に、発疹の出る1〜2日前からすべての発疹がカサブタになるまでの間は感染力が強いので注意してください。
潜伏期間
 水ぼうそうのお子さんに接触して2〜3週間程度の症状が現れない潜伏期間があります。
医療機関に受診
 発疹に気が付いたらすぐに病院に受診してください。病院の受付で「水ぼうそうかもしれません。」と伝えてください。ほとんどが1週間程度で回復します。ウイルス性の病気には一般的には特効薬はありませんが、水ぼうそうには発病48時間以内に服用すれば発疹や発熱を抑える抗ウイルス薬があります。又、発疹のかゆみをやわらげるための軟膏が処方される場合があります。
予防方法
 予防接種が最も効果的です。1歳〜3歳未満までの間に6カ月〜12か月の間隔をあけて2回接種です。(定期接種、無料)受けておけば免疫ができますので、感染しないか、万が一感染しても軽くすみます。又、感染したお子さんと接触したとしても、3日(72時間)以内にワクチンを接種すれば、80〜90%の割合で発症を防ぐことができます。発症したとしても、症状は軽くすみます。
当園基準
 すべての発疹がカサブタになり、医師から「治ゆ証明書」を発行してもらい、提出してください。
posted by サンガこども園 at 15:47| 感染症 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2015年10月12日

感染性胃腸炎に注意しましょう。〜 ノロウィルスを原因とする感染性胃腸炎 〜

 今年1月以降、新たな変異型のノロウイルスが国内や中国で検出されています。この変異型が大流行のきっかけとなるかは予測できませんが、冬に向けて十分な注意が必要です。
感染経路
 ノロウィルスの発生は通常は秋から流行が始まり、1、2月がピークですが、最近では一年を通して発生しいます。原因の食材であるカキなどの二枚貝を使用していないのに発生しているケースがほとんどで、食品から人への感染よりも、人から人への感染が原因となっているケースが増加しています。
潜伏期間・症状
 潜伏期間は通常は1〜2日で、はきけ、おうと、下痢、腹痛、軽い発熱などです。1〜2日間症状が続い後、回復します。後遺症はありません。感染しても症状がでない場合や風邪症状のこともあります。
感染予防のポイント
二次感染を予防するには・・・
〇 調理の前や食事前、トイレのあとは石鹸を良くアワたてて、手指から手首まで充分に洗いましょう。
〇 便や「おうと物」を処理する時は、乾燥させず、すぐにふき取り、消毒しましょう。消毒液は市販の「塩素系漂白剤」(塩素濃度約5%)でかまいません。消毒用アルコールは効果はありません。
〇 おうとした場合は部屋を換気し、マスクをして使いすて手袋をはめ、 約10倍(塩素濃度約0.5%(5000ppm))に薄めた塩素系漂白剤を染み込ませた布などで「おうと物」を外側から内側に向けて静かにふき取りましょう。
〇 おうと物が付着していた床などは、周囲を含めて約250倍(塩素濃度約0.02%(200ppm))に薄めた塩素系漂白剤を染み込ませた布などでふきましょう。その後、水ぶきをしましょう。(1ppmは10,000分の1%)
(参考)消毒液の作り方 市販の塩素系漂白剤のキャップは20〜25mlです。
   10倍液を作るには1ℓのペットボトル半分の水にキャップ約2杯です。
   250倍液を作るには1ℓのペットボトル3本の水にキャップ半分位です。
〇 使用した布などはすぐにビニール袋に二重に入れ、処分しましょう。
感染性胃腸炎にかかったら
 お子さんが下痢、おうとが続き、ぐったりして唇が乾燥、尿が濃くなる、機嫌が悪くなるなどの症状があらわれたら脱水症です。大至急、病院で受診しましょう。おうとしていて3〜4時間は何を与えてもはいてしまいます。はきけがおさまってから、安静にして、麦茶や果汁などを少しずつ与えましょう。
posted by サンガこども園 at 16:09| 感染症 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2014年09月20日

2014年07月15日

ヘルパンギーナが流行しています

【のどの奥に水疱ができ、いたがります。】
 毎年6〜8 月に流行する「夏かぜ」の代表的な病気です。エンテロウイルスやコクサッキーウイルスが口などから飛沫(ひまつ)又は接触感染して2〜4日程度の潜伏期間の後に、38℃〜40℃位の高熱が2〜3日間続き、のどの奥に小さな水ほうや口内炎ができて痛いので食べられなくなることがあります。又、おうと、頭痛、腹痛などの症状がある場合があります。特に赤ちゃんは口の中の痛みのため不機嫌、拒食、ミルクを飲まなかったりしますので、脱水症に気をつけましょう。熱が下がったら2〜3日以内に回復します。この病気は通常、高熱とのどの痛み以外は症状が軽く、あまり心配することはありませんが、熱性けいれんに気をつけ、まれに無菌性髄膜炎や急性心筋炎を合併することがありますので早めに受診してください。
【食事はのど越しの良い、口あたりの良いものを! 】
 のどの水疱がひどくなると、よだれを飲み込むのさえ痛がります。食事は柔らかく、のど越しの良いものにしましょう。お粥やうどん、豆腐、アイスクリーム、ゼリーなどが良いでしょう。又、水分を十分にとるようにしてください。
【こんな時は要注意!】
@ 口の中の痛みが強く、水分をあまり取らないとき
A 高い熱が3日以上続くとき
B 元気がなくぐったりしているとき
【予防法】
@ 飛沫感染、接触感染しますので、「手洗い」、「うがい」は必ずしましょう。
A ウィルスは人間の腸で増え、大便に出ますので、オムツ、下着、ふとん、床、椅子、おもちゃ等が汚染されます。オムツがえには使い捨て手袋などを使用し、洗濯物は日光にあてて乾燥させるようにしましょう。
B なおった後も3〜4 週間は便にウイルスが排泄されるため、手洗いは徹底しましょう。
【治療】
特別な治療法はなく、発熱や頭痛に対する対症療法が中心となります。発熱などつらい症状を緩和する治療が中心です。
【登園は?】
熱が下がって口の痛みがなくなるまでは休んだほうがよいでしょう。
posted by サンガこども園 at 16:40| 感染症 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2014年04月01日

2014年03月06日

レプトスピラ症に気をつけましょう

 レプトスピラ症は、病原性レプトスピラという細菌の感染によって引き起こされる感染症です。感染した動物(ネズミ、イヌ、ウシなど)の体内(腎臓)にひそんでおり、尿と一緒に排出され、土壌や川を汚染します。レプトスピラは、土壌、水中で数週間生存が可能です。
感染経路
 人への感染は、レプトスピラに感染した動物の尿や、尿に汚染された土壌や水との接触により皮膚の傷、鼻や目の粘膜を通して体内に入ります。発症した人から健康な人へうつることはほとんどありません。
症状
 感染から5〜14日間の潜伏期間のあと突然の頭痛、発熱(38℃以上)、筋肉痛、眼結膜の充血が主な症状です。重症になると黄疸、腎障害等の症状が出て、治療しないと死亡することがあります。
治療薬
 ペニシリン、ストレプトマイシン等の抗生物質が有効とされています。
予防のポイント
 皮膚に傷がある場合は、水田や川に入らないこと。素足で長時間水田や川に入らないこと。皮膚がふやけてくると感染することがあります。 水田や川に入った後、突然の発熱、頭痛、筋肉痛の症状が出たら、すぐに医療機関を受診しましょう。

 日本では、1970年代前半までは年間50名以上の死亡例が報告されていましたが、その後は衛生環境の向上などにより患者数(死亡者数)は著しく減少しました。しかし、近年、海外渡航者が年々増加しており、これに伴い世界の流行地域からレプトスピラ症の輸入感染例が報告されるようになりました。又、海外からの家畜、ペットなどの動物の輸入を介してレプトスピラが持ち込まれることも予想されます。
posted by サンガこども園 at 22:16| 感染症 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする