2013年07月17日

気管支ぜんそく

 病気になると誰でもすぐに薬に救いを求めようとします。風邪を引いたときは薬を飲んで、あとは栄養や水分を十分にとり、治るのを待てば良いでしょう。ぜんそくの発作のときも気管支拡張剤の吸入、内服、点滴などにより、多くはすぐに症状が良くなります。このため、ぜんそくも風邪と同じような感覚で、症状が出たらそのときだけ薬を使って治せば良いと考えている方が多いのです。しかし、ぜんそくは慢性のアレルギーの病気であって、風邪のような病気と同じように考えてはいけません。もちろん、発作のときは薬が中心となりますが、ぜんそくは色々な原因が重なって起こる病気で、その原因を取り除くことも治療であることを理解すべきです。
 子どものぜんそくの発作は多くの場合、風邪を引いたときに起こります。季節的には、天候の不安定な秋や春、運動の最中など、又、ぜんそくの薬で治療している子どもが、ダニの多いかび臭い部屋で寝ていたり、ご両親が子どものそばで無神経にたばこを吸っていると、なかなか良くなりません。このように、ぜんそく発作を起こしたり、悪化させる原因には、感染症、気象、運動、ストレス、ダニなどの吸入、空気汚染などいろいろなものがあります。ですから、こうした原因を可能な限り取り除くことも治療なのです。部屋の換気や、床・寝具のダニ退治も大切な治療です。又、古くから、乾布摩擦や水泳などもぜんそく治療として効果のあることが知られています。
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2013年02月09日

医療機関一覧

 相模原市南区、座間市座間、緑ヶ丘、入谷、相武台、立野台の医療機関一覧を作成しました。医療機関名をクリックしますと医師会ホームページにリンクします。
http://sanga.iinaa.net/iryokikan-top.html

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2012年12月27日

食物アレルギー 本当は食べられるかもしれない。

 卵や牛乳など特定の食品を食べると、じんましんなどの症状が出たり、時には呼吸困難などのショック症状をひきおこすのは食物アレルギーです。その診断に必要な「食物負荷試験」という検査をご存じでしょうか。以前は、アレルギーがあると、その食品を食べることをあきらめる人が多かったのですが、最近の研究で、必ずしも極端な食事制限は必要ないことが分かってきました。いったい、どのくらいなら食べられるか、それを調べるのが「食物負荷試験」です。食生活は生きる基本、子どもたちの成長や生活の質、また社会生活の幅に大きな影響を与えます。多くの子どもたちが食物負荷試験を受けられるようになれば良いですね。
 現在、食物負荷試験を受けられる主な病院は、専門家などで作る「食物アレルギー研究会」のホームページで紹介されています。参考にしてください。http://www.foodallergy.jp/
タグ:アレルギー
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2012年10月05日

不活化ポリオワクチン

 暑い夏が終わり、急速に秋が深まっています。暑さに負けずに元気だったお子さんも、季節が変わり、熱を出したりせきが出たりと、風邪が増えてきました。今年はヘルパンギーナなどの夏風邪があまり流行せず、子どもたちにはいい夏でしたが、すでにインフルエンザ発生の報告があり、最大限の注意が必要のようです。
 9月から始まった不活化ポリオワクチンですが、多くの方がご自分で考え、お子さんに生ワクチンを1回飲ませた上で待たれたり、未承認の不活化ポリオワクチンを選択されたりして、お子さんとともにポリオという非常に危険性のあるウイルス感染症に立ち向かう気持ちでこの不活化ポリオワクチンの接種開始を待たれていたと思います。11月からは今までの3種混合ワクチンに不活化ポリオワクチンを更に混合した4種混合ワクチンの接種が開始されます。日本以外ではさらにヒブワクチンやB型肝炎ワクチンを加えた5種あるいは6種混合ワクチンが主流ですから、まだまだこれからも子どものワクチンは変わっていくと思います。
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2012年05月04日

水ぼうそうワクチン

 水ぼうそうは水痘・帯状疱疹(すいとう・たいじょうほうしん)ウイルスによって感染したときに起こる、お子さんによくみられる病気です。このウイルスは感染力が強く、空気感染、飛沫(ひまつ)感染、接触感染によって口や鼻から侵入し、およそ10〜20日の潜伏期間の後に症状が出ます。始めは虫刺されと思われるような水疱(みずぶくれ)ができますが、みるみるうちに増え、かゆみを伴い、発熱や倦怠感がみられることがあります。水疱は次第にかさぶたになり、完全にかさぶたが乾いて、はがれてしまうと「治った」といえます。治療には抗ウイルス剤などが使われます。まれに脳髄膜炎、小脳失調、肺炎、細菌の二次感染などの合併症を起こすことがあります。妊婦さんが感染すると赤ちゃんに影響を及ぼすことがあります。又、免疫が弱った人が感染すると命にかかわることもあり、非常に危険な病気です。さらに厄介なことに、水ぼうそうにかかって治った後でもウイルスが体の中の知覚神経節に潜んでいて、その人の免疫が弱った時や高齢になった時に再び活性化して帯状疱疹という病気をおこします。
 ワクチンは1974年に世界に先駆けて日本で開発されました。世界の100カ国以上で使用され、毎年1400万人を超える子どもたちが接種しています。諸外国では定期接種に組み込まれていて、アメリカでは接種率が約90%であり、水ぼうそうの流行は激減しています。しかし、日本では任意接種のため接種率が約30%で、保育園、幼稚園、学校など集団生活の場で流行が繰り返されております。ワクチンは1歳から接種できます。医療機関と相談し接種しましょう。

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2012年04月23日

不活化ポリオワクチンが供給不足になるかも・・。

 厚生労働省では、今年9月から、単独の不活化ポリオワクチンの接種を定期接種として実施できるよう準備を進めています。9月に単独不活化ポリオワクチンの定期接種が開始となる可能性は大きいですが、希望者全員にワクチンが行き渡るかどうかが問題です。ワクチン自体は、世界中で使用されているものです。同じメーカー(フランスのサノフィ・パスツール)で製造されているヒブワクチンは、2008年12月に日本国内で導入されましたが、およそ1年半以上に渡って供給不足が続きました。今回の単独不活化ポリオワクチンの定期接種化で、あのような供給不足の事態に陥らなければよいのですが・・・。
posted by サンガこども園 at 07:00| 医療 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2012年04月22日

初夏の紫外線

 初夏の日差しは気持ちが良いものですが、紫外線が心配です。過度に神経質になることはないですが、健康的生活を送るためにも出来ることを心がけて実践しましょう。
子どもを強い日差しから守ろう!
 〜日差しを避けるポイント〜
 @ 紫外線量の多い時間帯は外出を控える。
 A つばのある帽子をかぶせる。
 B ベビーカーに日よけをつける。
 C ビニールプールなどは日陰で使う。
紫外線はどうして悪いか?
 ・ 強い紫外線は細胞の遺伝子DNAを傷つけます。その結果・・
 ・ 皮膚を老化させ、シミやイボなどができやすくなり、皮膚ガンになることがあります。
 ・ 免疫力が低下し、病気になりやすく、回復しにくくなります。
 ・ 白内障など目の病気が起きやすくなります。
日焼け止めクリーム
 低刺激性のものを選び、腕の内側などに少量ぬって赤くなったり発疹が出ないかを確認してから使いましょう。
日焼けしてしまったら・・
 日焼けは「やけど」と同じです。赤くなった箇所を冷たいタオルなどで冷してあげましょう。アロエや馬油などはかぶれることがありますのでやめましょう。炎症がひどい時や水ぶくれになる時は医療機関に受診しましょう。

posted by サンガこども園 at 06:00| 医療 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2012年04月21日

◆単独の不活化ポリオワクチンの導入について 【感染症エクスプレス@厚労省Vol.46(2012年04月20日)】・・厚生労働省のメールマガジン

 4月19日に開催された薬事・食品衛生審議会の医薬品第二部会で、単独の不活化ポリオワクチン(サノフィパスツール株式会社)を承認してさしつかえないとの結論が得られました。
 厚生労働省では、今年9月から、単独の不活化ポリオワクチンの接種を定期接種として実施できるよう、品質試験、供給量の確保、規則の改正等を進めていく予定です。
 接種方法等の詳細については、4月23日に開催予定の「不活化ポリオワクチンの円滑な導入に関する検討会」で検討し、追って、その結果をご報告します。
 不活化ポリオワクチンについては、今後も随時、本メールマガジンやホームページで情報を提供してまいりますので、医療機関の皆様におかれては、厚生労働省からの情報にご注意くださいますようお願いします。
【感染症エクスプレス@厚労省Vol.46(2012年04月20日)】
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posted by サンガこども園 at 08:22| 医療 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2012年04月15日

アナフィラキシーへの対応

アドレナリン自己注射器(エピペン)による緊急時への備え
●アナフィラキシーの既往のある児童生徒は0.14%で、およそ2校に一人程度在籍していると考えられる。
●保険適用されている。使用期限は、製造後20か月。(輸入後の検査や流通の関係で、購入後16か月以下のことが多い)
●処方されたエピペンが期限までに使用される割合は、およそ2%。
●緊急時に自分で注射できるのは、多くは中学生以上と思われる。
●園・学校での保管場所は保護者とよく相談して決定し、職員全員に周知する。
  例)ランドセルに入れておく。登校時に保健室の棚に置き、下校時に持ち帰る。AED(自動体外式除細動器)の脇に保管場所を作る。
●緊急時に居合わせた教職員が本人に代わって注射することは、医師法に違反せず、刑事民事責任にも問われない。
●エピペンを使用したら、原則として救急車で病院に搬送する。又、救急救命士は、本人に処方された薬を注射することが業務として認められていますから、使用を迷う場合には先に救急車を要請し、そのときにはエピペンを携帯していることを伝える。
●教職員は、自分が打つ立場でなくてもエピペンの意味や使い方を知っておく。

【薬の効果】
・エピペンは病院外でアドレナリンを自己注射するための薬剤で、病院では、ボスミンという注射薬を使用する。
・エピペンはアナフィラキシーの全ての症状を和らげる。
 @心臓の動きを強くして血圧を上げる。
 A血管を収縮してじんま疹や浮腫を軽減する。
 Bのどや気管支を広げて呼吸困難を軽減する。
 C胃腸の動きを調整して腹痛や嘔吐を改善する。効果は5分以内に認められ、約20分間有効。
【対象者】
・アナフィラキシーを経験した人
・アナフィラキシーを起こす危険性が高いと診断された人
・心臓疾患(不整脈や高血圧)や甲状腺の病気などを持たない人
・緊急時に本人あるいは家族が注射する意志のある人
・エピペンは子どもの場合体重15kg以上を対象に処方されている。
【使用するタイミング】
・アナフィラキシー出現時(とりわけゼン鳴や呼吸困難時)。つまりショック症状に陥ってからではなく、その前段階(プレショック症状)で投与出来た方が効果的とされる。
・過去に重篤なアナフィラキシー歴があり、誤食し違和感を感じた場合。

(参考: 「ぜんそく予防のためのよくわかる食物アレルギーの基礎知識」独立行政法人環境再生保全機構、「保育所におけるアレルギー対応ガイドライン」厚生労働省))
【印刷】



posted by サンガこども園 at 19:05| 医療 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2012年03月17日

赤ちゃんからのSOS

 赤ちゃんの様子がいつもと違うと感じたら、まず次の点をチェックしましょう。
食欲がない
 ミルクや母乳を全く飲まない、食事をしたがらない時は要注意です。
顔色が悪い
 顔色が悪くても、あやして笑う時は大丈夫です。表情がいつもと違って、目がトロンとしている時は要注意です。
下痢便
 脱水状態になりやすいので麦茶やイオン飲料を少しずつ飲ませます。冷たいものはダメです。お尻が赤くなりますので、できたらオムツ替えの時にぬるま湯でお尻を洗ってあげましょう。血や粘膜のようなものがまじっていたり、白い水のような便は病気です。すぐに受診しましょう。
激しく泣く
 あやしてもひっきりなしに泣く時や、足をおなかの方に縮めるようにしてなく時は病気の可能性があります。
発 熱
 38℃くらいの熱があっても機嫌が良く食欲があるなら、しばらく様子を見ても大丈夫です。
おうと
 赤ちゃんはミルクをはいてしまうことは良くあります。量が少なくケロリとしているならそれほど心配ありません。はいたものをのどにつまらせることがありますので、顔を横向きにして寝かせましょう。はいた後は少しずつ水分を与えましょう。
ひきつけ
 5〜6分でおさまるようなら大丈夫です。10分以上続いたり、何度も繰り返す時はすぐに救急車を呼びましょう。

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posted by サンガこども園 at 09:23| 医療 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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