2011年02月23日

風邪をひいた時の過ごし方

 子どもは風邪をひきやすいものですが、それによって徐々に免疫力をつけていきます。予防には気を配りながらも、風邪が子どもの体を丈夫にしていくものだという発想の転換をして、ひいてしまった時に適切なケアをしましょう。

〜 心がけたいケア 〜
【保温と加湿】・・極端な暖房や厚着は汗をかき、その後冷えます。子どもが快適だと思う温度設定、着せ具合を心がけましょう。又、ノドや鼻を刺激しないように適度な湿度を保つようにしましょう。ぬれたタオルを部屋にかけたり、加湿器を利用しましょう。
【安静】・・外出はせず、家で過ごすようにしましょう。強制的に寝かしつける必要はありません。調子が悪ければ寝ています。又、元気が出てくると起きだします。心配し過ぎることなく、子どもの体調に合わせて無理なく過ごせるようにすることです。
【栄養】・・食欲がないからと言って、何もあたえないと脱水症になります。水分補給(スポーツ飲料など)は忘れずにしましょう。野菜スープなど消化の良いものから始めましょう。
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タグ:風邪
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2011年02月22日

発達障害をご存知ですか!

 ADHD(注意欠陥多動性障害)やLD(学習障害)などという発達障害をお聞きになったことあると思います。アメリカでは子どもの3%から5%、およそ25 人から30 人に1人の割合で見られ、今、子どもに最も多い障害の一つといわれています。日本ではまだ実態は良くわかっていません。知的障害が無い場合が多いので、「落ち着きのない子」など、育児上の問題として片付けられる場合が多いようです。(鹿児島県が実施した調査では、同県内の保育園で5.6%のお子さんに発達障害を疑う調査結果がありました。)
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posted by サンガこども園 at 09:45| 医療 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2011年02月18日

ヒブ(Hib)ワクチン

予防できる病気
 このインフルエンザ菌(Haemophilus influenza)b型がのどから入って、脳を包む髄膜(ずいまく)、のどの奥の喉頭蓋(こうとうがい)、肺などに炎症を起こします。重症化して後遺症を残したり、死亡したりします。日本では毎年約千人が細菌性髄膜炎になっていますが、60%がこの菌によるものといわれています。(インフルエンザ菌はインフルエンザウィルスとは別です。)

接種する時期
 ワクチンの接種回数は年齢により異なります。生後2か月から7か月未満は合計4回です。7か月から1歳未満は3回、1歳から4歳までは1回です。DPTワクチン、小児用肺炎球菌ワクチンとの同時接種も可能です。

副反応
 ワクチンを接種した後に、接種部位が赤くなったりや腫れで、不機嫌などがあり、そのほか発熱が数%程度報告されています。これらは一時的で数日以内には消失します。

※相模原市の実施【市の携帯サイト】 座間市は未定(実施予定、後日広報で)
   

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posted by サンガこども園 at 09:19| 医療 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

小児用肺炎球菌ワクチン

予防できる病気
 風邪やインフルエンザにかかった後に、肺炎をおこしたり中耳炎にかかりやすくなることはあります。このような時、肺炎球菌が悪さをしていることがあります。肺炎球菌は、耳で感染症をおこすと「中耳炎」、肺に入りこんで「肺炎」、血の中に入りこんで「菌血症」、脳や脊髄をおおっている髄膜の中に入りこんで「細菌性髄膜炎」を発症します。これらの病気は、もちろんほかの細菌やウイルスが原因でおこることもありますが、肺炎球菌が主要原因であることがほとんどで、菌血症では80%(1番目)、肺炎の場合は30%(1番目)、細菌性髄膜炎では20-30%(2番目)、細菌性の中耳炎の場合は30%(2番目)が肺炎球菌が原因となっています。小さなお子さんは肺炎球菌に対して抵抗力は持っていません。小児用肺炎球菌ワクチンを接種すると抵抗力ができるようになり、一番この病気にかかりやすい年齢の間、肺炎球菌からお子さんを守ってあげることができるのです。現在、世界の約100か国で接種され、2000年から定期接種にしているアメリカでは肺炎球菌による重い感染症が98%減りました。

接種する時期
 生後2か月以上から9歳以下まで接種できます。肺炎球菌による髄膜炎は約半数が0歳代でかかり、それ以降は年齢とともに少なくなりますが、5歳くらいまでは危険年齢です。2か月になったらなるべく早く接種しましょう。

副反応
 ワクチンを接種した後に、発熱や接種部分の腫れなどの副反応が起こる頻度は、ほかのワクチンと同じ程度です。

※相模原市の実施【市の携帯サイト】 座間市は未定(実施予定、後日広報で)

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posted by サンガこども園 at 09:17| 医療 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2011年02月11日

保育園でなぜぎょう虫検査を行うの?

 ぎょう虫.gif「いまどき、寄生虫なんか…」と思いますが、ぎょう虫卵は平成10年頃より集団感染の意識低下により保育園・幼稚園・小学校で多くみられるようになりました。多くの保育園等では、年一回、夏のプールが始まる前だけ実施しているようですが、昼寝用布団を介しても感染は広がりますので、当園では布団乾燥消毒を毎月、ぎょう虫卵の検査を年2回実施しています。ぎょう虫卵の検査は、検便ではなく、セロハンテープによる「肛門周囲2回検査法」で行います。特殊な粘着性のテープを肛門のヒダをのばした状態で強く押しつけて、そのテープについた卵を顕微鏡で調べる方法です。朝、目が覚めたときに、そのまま寝床の中でテープを肛門にあて、上から5、6回押さえ込むようにします。しっかり押さえるのがコツです。
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【ぎょう虫卵があるときの症状】
● 肛門のまわりのかゆみ
● 夜泣、寝つきが悪い
● 神経質(イライラ、落ち着きがない)
● 注意力散漫
● 食欲不振、腹痛、便秘、下痢

このような症状が出ることもあります。ぎょう虫駆除の薬を家族全員で飲めばなおります。

【予防法】
● ツメは短く切りましょう。
● 食事の前や、外から帰ってきた時は、石鹸でよく手を洗いましょう。
● 掃除機をまめにかけましょう。
● 布団はよく日光に当て、十分湿気をとりましょう。
● 毎日入浴し、下着も毎日取り替え、清潔にしましょう。

posted by サンガこども園 at 10:16| 医療 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2011年02月10日

保育園でなぜ尿検査を行うの?

 腎臓をはじめ、体のどこかに異常があると不用な物が体から出なかったり、出なてはならないものが尿にまじって出たりします。このような体の異常をさぐるため、尿の中の成分や性質、量などを調べます。健康診断の一つと考えています。

 正常では尿の中に出ませんが、血糖値が一定の限度をこえると尿の中に糖が出てきます。糖尿病の発見に役にたちます。
蛋白(タンパク)
 生理的タンパク尿は、過激な運動や精神的ストレス、発熱などでみられます。病的タンパク尿には腎炎、ネフローゼ、尿路の炎症、結石、貧血や心蔵病など多くの原因があります。
潜血
 血尿、ヘモグロビン尿、ミオグロビン尿などで陽性になります。 血尿は腎・尿路系の炎症や結石など多くの原因でおこります。
ウロビリノーゲン
 検査結果で異常と判断された場合は、胆道の病気が疑われたり、溶血性貧血、急性・慢性肝炎、肝硬変、肝障害など肝臓の病気が疑われます。
尿 容器.JPG
紙カップなどにとり・・
尿を入れる容器.JPG
この容器の目盛りまで吸い取ります。

posted by サンガこども園 at 23:27| 医療 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2011年01月20日

子どもの救急マニュアルE

E発疹(ほっしん)が出た
※何らかの原因で、急に出た皮膚の変化を発疹(ほっしん)といいます。

■ 観察のポイント
・発疹がいつから出始めたか、時間とともに増えていないか、どこから出はじめたか、発疹の形、かゆみがあるか、いたがらないか

■ こんな時はどうするの?
●熱が長引き、発疹が出始めた。
●りんごのような赤いほっぺになった。
●小さな水ぶくれがポチポチ出始めた。
●皮膚の発疹にうみや汁がある。
●目と唇が真っ赤になっている。
●舌にイチゴのようなザラザラがある。
●もりあがったリンク状の発疹が出てきた。
●薬を飲んで発疹が出てきた。
●発疹にかゆみがある。
 ⇒ しばらく様子を見ましょう(診療時間中にお医者さんへ)

●目ヤニがひどく元気がない。
●関節やおまたを痛がる。
●暗い紫色の小さな点々が足のひざから下に出ている。
●息苦しく、声がかすれてきた。
●顔や唇がはれぼったい。
 ⇒ 一つでもあてはまったらで夜間でもお医者さんへ

■ 家庭でできること
・体温が高くなったり、汗をかくとかゆくなるので部屋の温度やフトンに注意しましょう。
・ツメがのびている場合は短く切り、皮膚を傷つけないようにしましょう。
・皮膚に刺激の少ない下着を着せましょう。(木綿などの材質)
・口の中に水疱などができている時は食欲が落ちるので、おかゆ等の水分の多いものや薄味でノドごしの良いものにしましょう。(プリン、ヨーグルト、ゼリーなど)
・発疹が出る直前に薬を飲んでいた場合、その薬は飲ませないようにしましょう。また病院にその薬の説明書を持っていきましょう。
・まぶたがはれたりノドがゼイゼイしたり、かゆくて仕方がないなど他の症状がなければ、とりあえず様子をみて大丈夫でしょう。
・ベビーオイルでかえって肌荒れが強くなることがありますので、ぬり薬の安易な使用はひかえましょう。
・赤ちゃんは肌がデリケートなので赤いぶつぶつができやすいものです。よだれやミルク、汗などで余計ひどくなるのでお肌の清潔が第一です。お風呂できれいにしてあげましょう。特にお風呂あがりには赤味が強く見えることがありますが心配ありません。

■ 医師に伝えること
・いつから発疹が出たか。
・発疹が出る前に、いつもと違うことをしましたか、例えば薬を飲んだ、外で草木に触った、など。
・保育園や幼稚園で同じ症状のお子さんがいますか。
・今まで薬や食べ物でアレルギーを起こしたことがありますか。
・ペットをかっているか。
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posted by サンガこども園 at 20:11| 医療 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2011年01月16日

子どもの救急マニュアルD

Dゲリをした

■ 観察のポイント
・お子さんがゲリをしたら、いつもの便と違う点をよく観察しましょう。
・におい(腐ったようなにおい、すっぱいにおい)をかぎましょう。
・状態(血液や粘液が混じっているか、赤っぽい便、白っぽい便、クリーム色の便、どろどろの便、水様便)をよく見ましょう。
・1日の排便の回数。
・便の状態や回数だけでなく、発熱、発疹など子どもの全体の状態をよく観察することが大切です。

■ こんな時はどうするの?
●ゲリの回数は多いが、水分はとれる。
●ゲリの回数は多いが、機嫌が良い。例えばあやすと笑う、遊ぼうとする。眠れる、等
 ⇒ しばらく様子を見ましょう(診療時間中にお医者さんへ)

●元気がなく、ぐったりしている。
●何度も水分をあげたが、ほとんど飲まない。
●おしっこが半日以上出ない。
●唇や口の中がかわいている。
●ウンチ全体に血液がまじっていた。
●何度も繰り返しはいている。
 ⇒ 一つでもあてはまったらで夜間でもお医者さんへ

■ 家庭でできること
・ゲリがひどい時は固形物をあげずに少しずつ水分だけ(湯ざまし、冷たくない子ども用イオン水)をあげましょう。
・お尻が赤くならないように、こまめに洗ってあげましょう。
・ご家庭等で看護する人は感染予防のために手洗いをこまめにしましょう。。

■ 医師に伝えること
・いつから何回ゲリをしているか。
・ゲリの量や色の特徴、においは?オムツ替えしたものをビニール袋に持参して医師に見せると診断に役立ちます。
・水分はとれているか。
・オムツ替えした回数、おしっこをした回数。
・家族、近所の友達などに同じ症状の人はいないか。
・他の症状があるか。

posted by サンガこども園 at 18:22| 医療 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

子どもの救急マニュアルC

Cはいた

■ 観察のポイント
・子どもはいろいろな原因ではきます。あわてずにお子さんの様子を観察してください。

■ こんな時はどうするの?
●はいた回数が少なく、水分がとれる。
●おしっこが出ている。
 ⇒ しばらく様子を見ましょう(診療時間中にお医者さんへ)

●何度もくりかえしてはく。
●はいたものに血や緑色の液(胆汁)がまじっている。
●はいたものが、コーヒーの残りかすのようだ。
●激しい頭痛や腹痛がある
●頭を強く打った後にはいた。
●おしっこが半日以上出ない。
●唇がかわいている。
●表情がなくウトウトしている。
●ウンチに血がまじっている。
 ⇒ 一つでもあてはまったらで夜間でもお医者さんへ

●ぐったりして意識がない(つねっても反応がない)
 ⇒ 大至急救急車でお医者さんへ

■ 家庭でできること
・はいたものを処理しやすいようにバスタオルを体の下にしく。
・はいたものがノドにつまらないように横向きに寝かせる。
・水分は、はいてから一時間後くらいから湯ざまし、子ども用イオン水など一口あげ、様子を見ながら少しずつあげる。
・ご家庭等で看護する人は感染予防のために手洗いをこまめにする。

■ 医師に伝えること
・いつ頃から何回はいたか。
・はいたものの色、はいたものをビニール袋に持参して医師に見せると診断に役立ちます。
・オムツ替えをした回数やおしっこした回数。
・はく前にお腹や頭をぶつけたか。
・家族や近所の友達などに同じ症状の人はいないか。
・他の症状があるか。
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posted by サンガこども園 at 11:32| 医療 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2011年01月09日

子どもの救急マニュアルB

Bせきが出る

■ 観察のポイント
・せきには、かぜや気管支炎など病気が原因のものと、異物などが入り込んで起きるものとがあります。せきの様子、全身の状態をよく観察しましょう。せきが出ていても機嫌がよく食欲があれば心配はありません。
・まずは唇の色を観察しましょう。泣いた時に唇の色が明らかに暗赤色や紫色の場合には、熱の有無や原因に関わらず救急車を呼びましょう。

■ こんな時はどうするの?
● 軽いせきはあるが機嫌が良く、食欲もある
● のどがヒューヒュー、ゼーゼーなっているが、苦しくなる様子がなく、横になって眠っていられるとき
 ⇒しばらく様子を見ましょう(診療時間中にお医者さんへ)

● ピーナッツ、アメ、おもちゃなどを口に入れた後に突然むせて激しいせきが続いているとき
● のどがヒューヒュー、ゼーゼーなっていて、せき込みが激しく、息苦しそうなとき
● 乾いた激しいせき、かん高い激しいせきが出て息を吸うときに苦しそうにしている
● 肩で息をしていたり、呼吸が早い場合など呼吸困難な症状のとき
 ⇒一つでもあてはまったら夜間でもすぐお医者さんへ

● 顔色や唇の色が青紫になっているとき
⇒大至急救急車でお医者さんへ

■ 家庭でできること
・気温の急激な変化をさけ、特に乾燥には注意しましょう。
・せきが激しいときは、部屋を加湿して、なるべく泣かせないようにしましょう。
・横になると苦しそうな時は、体を起こして、壁や丸めた布団などにもたれかかる姿勢にしましょう。
・食事がとれないときでも、水分だけは飲ませるようにしてください。痰(たん)が切れやすくなります。

■ 医師に伝えること
・特徴のあるせきがあったか、例えば・・ケンケンしたせき、ヒューヒューしているなど
・急にせきこんだ場合で、直前に何かを口に入れた可能性はないか・・例えばピーナッツなど
・他の症状があるか
・食欲はあるか、眠れるかなど
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posted by サンガこども園 at 18:12| 医療 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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